シャトー・ドーザックはメドック半島、ビスケー湾とジロンド河口の間、ボルドー北部30キロに位置しています。1545年の初めには、このエステートが“ブルデュー・ド・ドーザック” と呼ばれていたという記述がサンクロワボルドー修道院のベネディクト派修道士の記録にあります。メドック地区で最も古くからワイン造りを行うシャトーのひとつがシャトー・ドーザックです。1988年、保険会社のMAIFがこのシャトーを購入し、新しい生命を吹き込みました。ドーザックに経験とダイナミズムを授けるためアンドレ・リュルトンに管理を任せました。2013年の新しいプログラムでは、葡萄畑の再生のためにローラン・フォルタンがマネージング・ディレクターに選出されました。
オー・メドック・ド・ドーザックはシャトー・ドーザックが所有するオー・メドックのアペラシオンから選ばれています。敷地内の他のワインと同様に細心の注意が払われており、シャトー・ドーザックのセラーで醸造されています。

アペラシオン：オー・メドック　
面積：4ha　
平均樹齢：35～40年　　
栽培密度：10000本／ha　
セパージュ：カベルネ・ソーヴィニヨン55％、メルロ45％　
メイキング：手摘み収穫、グラヴィティ・フロー（重力を利用して果実やワインを移動させる方法。極めて優しく葡萄やワインを取り扱える為、繊細な個性を損ないません）を導入。温度調節された特許取得済みのcrumbling system（古典的なポンピングオーバー技術や二酸化炭素で加圧する最新の技術とは異なる厚いマール（圧搾かす）が形成するのを防ぐシステム）を備えたステンレスタンクにて醗酵。醗酵温度28℃
熟成：フレンチオークにて12か月（新樽比率65％）
コンサルテント：エリック・ボワスノ
テイスティング：フローラルな果実の香りにスパイスのニュアンス。素晴らしい果実味とエレガントなタンニン、果実とスパイシーさが特徴的なバランスの取れたワイン

参考小売価格￥3,850（税込）